vol.10 誰のためのwebサイトを作るのか(2005年10月)

トゥーウェイズでは,webサイト制作の仕事において,直接お取引きする場合もあれば,間に広告代理店など,他社の営業,ディレクター,プロデューサーなどの入ることがあります。

その時,「お客様がこういってますので。」「お客様ありきですから。」と口に出す方がまれにいます。酷いときは「うちの上司が言ってますので…。」という方もいます。昔,「お客様は神様だ」などという言葉もありましたが,お客様(webサイトを持とうとする企業)を神様(絶対)と考えて制作をしてもよいのでしょうか?

「お客様にとってのお客様」も存在します。紛らわしいので,webサイトを持ちたいとする企業を「クライアント」とします。
そうすると,クライアントがするべきなのは,クライアントの顧客を満足させるwebサイトを制作するということです。クライアントは,自分の好みを満足させるwebサイトを制作するのではなく,クライアントの顧客を満足させるwebサイトを制作しなければならないのです。

はじめに戻って,「お客様がこういってますので」という方の指す,「お客様」というのは,クライアントの顧客ではなく,クライアントを指しています。『とりあえずクライアントの言っている通りにやっておけばいい』,という考えがあるのでしょう。もし,クライアントの希望であっても,それがクライアントの顧客を満足させないものであるなら,クライアントが希望を出して来た時点で,キッチリと反論すべきではないでしょうか?

トゥーウェイズは,クライアントの視点,クライアントの顧客の視点,制作者の視点を大切にして制作をしたいと思っています。たとえクライアントが希望しても,それが止めておくべきことであればそう伝えます。自分の信念を貫き通すことができなければ,自分の仕事に誇りが持てません。希望通りでなく,希望より良いものを作るためのお手伝いをできればと思っています。

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