vol.22 ユニバーサルデザインという考え方(2006年11月)

先日,クライアント様の会社内でカラーユニバーサルデザインについての講習会が行われるということで,お声がけ頂き,参加してまいりました。仕事柄,どのような見え方になるかといったことや,どのように対処することで色弱の方でも使いやすい表現となるか,といった知識は持っているのですが,その考え方について色々考えさせられました。

講師の方が強くおっしゃっていたのは,「気にしすぎるあまり,デザイン性を落とすということは良くない」ということです。これは,私も日頃強く感じていることです。

アクセシビリティやユーザビリティを気にかけるあまり,見た目のデザイン部分がおろそかになり,その結果として,使いにくくなっているホームページをよく見かけるのです。例えば,目の見えない人にはイラストで説明されるのではなく,文字で説明された方が分かります。けれど,目の見える人にとって,文字だけで説明されるよりも,イラストで説明される方がわかりやすいものもあるでしょう。また,今回はカラーユニバーサルデザインということでしたが,色の識別が人にとって違うからといって,全て白黒にしてしまえば良い,というものでもありません。そうすると大多数の人にとって,使いにくいサイトになってしまいます。

デザインは設計です。
目的や機能を考えた上できちんとした設計をしていかなければならないのです。

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